僕というストーリー

「のり」の物書きブログ

凡庸こそが才能

最近、疲れることが多い。何がどう、疲れるよりも、自分のやっていることが心から満たされないのだ。文章を書いても、いっこうに上達しない、似たり寄ったりの内容に笑えてしまう。

僕は何においても、すぐに上達が頭打ちしてしまうことが多い。どんなことにも興味を示すが、なぜか才能が微塵もないのだ。何に対しても不器用なのが本当に情けなく、ついつい、自分のことを凡庸といってしまう。だが、人は不器用だからこそ愛嬌があると言える。そう思えば何に対しても才能のない僕を憎めなくなるのだ。

決して凡庸な自分から逃れたいなんて思わない、むしろ、凡庸な自分と付き合っていたいとさえ思う。才能があれば、いちいち注目されて、落ち着かず自分の時間が確保できないはず。僕に才能がなくて本当に良かった思っている。何か才能というものは人を傲慢に指せるらしいから、凡庸の方が付き合いやすいと思う。

しかし、誰もお馬鹿な僕を構ってくれないだろうと溜め息が出そうだ。

病気は才能

病気は才能