僕というストーリー

「のり」の物書きブログ

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ある彼の絶筆

すばらしい秋日和。通い慣れたコンビニで弁当を買い、公園の噴水前でベンチに腰をおろした。四冊の手記を読みながら食べ、「依然とした自分を発見した」と笑みを浮かべる。 目の前で戯れている子供たちも、僕と同じように親不孝な人間になるのか。人を占うの…

「シェリー」を聴くと

何気なくCDラックから尾崎豊のCDを選び音楽を聴くときがあります。「シェリー」を聴くと亡き友との思い出が涙と共に浮かんできます。 友であったK君とは小四からの同級生であり、音楽では、彼から受けた影響は多少ありました。中二の頃に、尾崎豊を好き…

母の死について

平成二三年一月、父から母が末期ガンだと告げられる。もっと、早く知っていたら母に手紙を書いて送れたのに。もちろん時間はあったが、母の病状を気にして書けなかった。僕なりの男気がない思いやりである。それでも育ててくれた感謝を曲にした。恥ずかしな…